御福まつかわやの大呉服祭特設サイト

先日、今年最後の仕入れ商品が入荷してまいりました。
帯や小紋、可愛らしい小物などなど、沢山そろいましたので徐々にご紹介していきます＾＾

さて、まず本日は数ある西陣織の中でのトップブランドであります「桝屋高尾」の袋帯。
上品に、そして煌びやかに美しい存在感を放つ「ねん金綴錦」でございます。

名門と言われる桝屋高尾は創業者「高尾 弘」氏が50年の長きにわたり織物に情熱を注ぎ、「美しい布を創ること」
「世の中に無いものを創り出すこと」、この思いを一途に創作してきました。
この「ねん金綴錦」も桝屋高尾を代表する織物の一つでございます。

ねん金とは、真綿の糸に金箔を巻きつけて金の糸を作る技法で、真綿の糸を様々な色に染め、
その色糸を使って金箔を巻きつけたねん金の糸を作り出します。
糸に太さに差異の出る手引きの糸を使うことによっ て、細いところにには隙間なく金箔が巻きつけられ、
また太い部分は金箔が巻ききれなかった部分の色が表に出てきます。

このように１本の糸の中に金の部分、色の部分と両方の色を持った糸で織られた作品は
複雑な色合いを持ち、また光によってよりいっそうその色彩は輝きを放ちます。

帯自体の質感も非常にしなやかに織られており、着疲れしない締め心地の良さも感じて頂けると思います。
一流の織技術で丁寧に織り上げられた上品で高級感の漂うランクの高い逸品でございます。

フォーマルシーンに合わせて素敵な着姿を楽しんで下さいませ。

販売価格は税込：￥356,400円で予定しております。

WEBショップ掲載にはまだ先になりますので、もし気になられた方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。