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希少な逸品!伝統工芸品 12マルキの本場大島紬が1反のみ入荷!

  • 2016年3月28日(月) 18:08 JST
  • 投稿者:

本日ご紹介するお品は必見ですよ♪

伝統工芸士 阿多利末弘氏が手がけた十八算12マルキの本場大島紬でございます。
あまりお目に掛かることも少ない希少な逸品が入荷いたしました。

さて、12マルキがどれほど凄い織物かと言いますと。。

まずは絣糸の多さでございます。
大島紬がお好きな方はよく耳にする「マルキ」という言葉。

このマルキというのは経糸(たていと)の総数に占める経絣(たてかすり)糸の割合になっており、
5、7、9、12といったマルキ数が存在します。
経絣糸が多く入れば入るほどに経緯(たてよこ)の絣合わせが非常に難しくなっていきます。

でも12マルキの絣の比率は9マルキと全く同じなんです。
では、なぜ12マルキが9マルキよりも細緻なのかと言うと算数(よみすう)と呼ばれるものが関係してきます。

算数は「1cmの中に経糸が何本あるか」を表す言葉です。
奄美では伝統的に13算で織られ、鹿児島では伝統的に15.5算で織られています。
13算は1cmのあいだに経糸が26本使われており、15.5算は1cmのあいだに経糸が31本となります。
つまり、算数(よみすう)というのは、織りの緻密さを表わす単位なのです。
算数が多ければ多いほど、布が緻密であり、上質な布である事を表わしています。

そして12マルキの大島紬はこの算数が18算で織られています。
18算は、1cmのあいだに経糸が実に36本も使われており、それだけ緻密な織物ということになります。

12マルキという大変緻密な絣で表現された色柄は他の大島紬にはない豊かな表情を醸し出しております。
もう芸術品と言える最高級の織着物となります。

お値段は税込で356,400円と特別価格で販売させて頂きます!
近日中にWEBショップで販売予定ですが、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。