着物の王様 重要無形文化財 本場結城紬が入荷しました。
- 2017年10月16日(月) 17:46 JST
- 投稿者: sumi
今週の19日から「まつかわや秋呉服祭」が開催いたします。
仕入れしてきた新商品が品数多く取り揃えましたので、是非見にいらして下さいませ。
秋呉服祭のお申込みお待ちしております!
さて、本日は先日入荷してまいりました本場結城紬をご紹介させて頂きます。
重要無形文化財指定の本場結城紬は「着物の王様」とも言われる日本を代表する織物であり
2010年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
本場結城紬は「手紡ぎの絹糸の使用」、「手括りの絣」「居座機(地機)」で織り上げるという
3つの要件を満たしたものとなります。
日本最高峰の技術で織り上げられた織物は着れば着るほど体に馴染んでくるお着物で
風合いはもちろん生地質も強いので母から娘へ代々受け継いで頂けるお着物となります。
優しい風合いの本場結城紬の特徴は真綿から手でつむぎだす糸にあります。
真綿は蚕の繭を煮て柔らかくして広げたもので空気をたくさん含むために温かくとても
心地良く優しい素材になります。
この真綿から人の手で糸をつむぎ出すことで、素材の良さを損なわない最上質の糸が
出来上がるんですね。
今回は優しいベージュの色合いに飛び柄で華文が表現されたシンプルな
デザインでございます。
スッキリとした無地に近いような雰囲気もございますので帯のコーディネートで
色んな雰囲気を楽しんで頂けると思います。
10月19日~22日に開催するまつかわやの秋呉服祭でご覧頂けます。
その他にも沢山の秋物新作着物を取り揃えますので興味のある方は
是非、見にいらして下さいませ。