日本最古の機屋 紋屋井関「御寮織」の高級袋帯が入荷しました。
- 2018年1月29日(月) 18:09 JST
- 投稿者: sumi
本日も春呉服祭のために仕入れしてきました新商品をご紹介いたします。
現存する日本の機屋の中で一番古い歴史を持つ機屋「紋屋井関」のハイクラスの袋帯を
入荷することができました。
今までにも何点か紋屋井関の袋帯は仕入れしておりますが、今回はワンランク上の
お品となります。
400年以上も続く日本最古の機屋でもある「紋屋井関」は代々天皇家や公家、
将軍などの装束を承ってきた伝統のある織元です。
室町時代には大舎人座と言う協同組合のような物を組織され、その中でも井関家は
「御寮織司」6家の一つに任命され、公家や天皇家、将軍や大名らの衣装を江戸末期まで
織り続けました。
今もなお伝統を引き継いでおり、これまで断家もせず続いているのは井関家のみとなります。
そして長い歴史と引き継がれてきた匠の技織によって織り上げられたのがこの「御寮織」で
ございます。
紋屋井関では一人一人の職人が織物の組織を把握しており、実際に一人前に
織りこなすようになるまでは20年もの修練を必要とするそうです。
今回の袋帯は「小袖雪持草鳥文」と題されたデザイン。
草花などが色彩豊かに表現されており、優しい雰囲気の中にも目を惹くような
存在感がある素敵な袋帯と思います。
紋屋井関 御寮織の袋帯は代々、受け継がれていくような最高級の袋帯となりますので
是非、実際にご覧頂ければ幸いです。
販売価格は税込で626,400円の予定でございます。
ご紹介した紋屋井関 御寮織袋帯は3月開催の初春呉服祭でご覧頂けますので
お気軽に見にいらして下さいませ。
「まつかわや初春大呉服祭の開催決定」
3月18日~21日の3日間だけの開催となります。
沢山の商品を取り揃えてお待ちしておりますので
興味のある方はお気軽にお問合せ下さいませ。
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