全国から良質なきもの・帯を現金で仕入れ、
春と秋に呉服の祭典として年二回開催しております。
是非、お気軽にお問合せ下さい。

LINEで
イベント申込み
電話で
イベント申込み
メールで
イベント申込み

ようこそ! 御福まつかわやの大呉服祭特設サイト 2024年4月28日(日) 19:52 JST

2014年 夏の大呉服祭 イベント企画

夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展

世界三大刺繍 豪華爛漫なお着物をご覧くださいませ。

夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展
※写真の着物は展示イメージとなります。

今回の夏の呉服祭りは特別コーナーとして
絹の絵画「蘇州刺繍 」・絹の点描画 「相良刺繍」・絹の彫刻 「汕頭刺繍 」を中心とした一流の刺繍着物を数多く展示致します。

職人により一針一針手作業で縫い込まれた刺繍には豪華さと繊細さを持ち合わせており私達を魅了させてくれます。

まつかわやだけにしかできない逸品物を取り揃えておりますのでこの機会に是非、見にいらしてください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

世界3大刺繍について

 絹の絵画 蘇州刺繍

夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展
夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展

その発祥は、江蘇省の町「蘇州」にあります。

中国刺繍の中でも群を抜く繊細さと、多彩な色彩で広く世界の人々に知られています。

蘇州刺繍の中で代表的な工芸品としては、両面刺繍があります。これは独特な針の刺し方を用いて、同時に表裏とも同じ図柄または、違った柄の作品に仕上げたもので、両面どちらでも鑑賞出来るといった素晴らしい芸術作品と言われています。

その技術を用いて、一本の絹糸を2分の1から36分の1に分割し何十色もの絹糸を用いて縫い上げられたのが蘇州刺繍です。

 絹の点描画 相良刺繍

夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展
夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展

その発祥は、江蘇省の町「蘇州」にあります。

中国の漢の時代、日本でいえば弥生時代にあたる頃から見られていたと言われています。日本では奈良時代に仏像の羅髪(らほつ=巻き毛)の部分に使用されたのが始まりです。撚糸を使用し、一針ずつ生地の表面で玉結びを作り、粒の大きさを揃えて縫い上げるのは、かなりの高度な技術が必要とされます。

相良刺繍は3大刺繍のなかでも最も丈夫で、玉のように縫込むことから「玉縫い」とも呼ばれています。

光沢はなく蘇州刺繍と同じ糸を使用しているとは思えないほどの落着き、上品さは、日本の民族衣装である着物には最高の技法とされています。

 絹の彫刻 汕頭刺繍

夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展
夏の大呉服祭 特別企画 世界三大刺繍着物展

その発祥は、広東省東部の町「汕頭」にあります。

宣教師たちが、ここでヨーロッパの刺繍技法を伝えたのが始まりで、1858年の天津条約を機に伝わったヨーロッパの感性と技法を中国の婦人たちが学び、中国古来の刺繍技法と調和させ世界に誇れる刺繍として完成させたものです。

汕頭刺繍には大きく分けて2種類有り1つは抽綉「ツオシュウ」で織り上がった生地の縦糸、横糸を数本引抜き空間をあけ飾り糸を通す方法です。もう一つは拉綉「ラシュウ」で生地に糸を通し引きながら広げて空間をあけてゆく2つの技法があります。

どちらも熟練された高度な技術を要する技法とし、工芸品として扱われています。

刺繍着物の着姿をご紹介させて頂きます。(※写真は当日の商品ではありません)
当日は素敵な着物をご用意させて頂く予定です。

 

最終更新日:: 2014年8月25日(月) 10:49 JST| 表示回数: 1,375