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本日は本加賀友禅作家「宮野勇造」先生の”粋”な夏物訪問着をご紹介いたします。
沢山ある夏着物の中でもひときわ目を引いた大好きな夏訪問着なんです＾＾

加賀友禅作家は工房で大体10年もの期間を修行して、師匠に認めてもらえなければ作家として
独立できないと言われるほどの厳しい世界です。
宮野勇造先生は数の多い本加賀友禅作家の中でも間違いなくトップレベルの巨匠であり、
今でも毎年新たな図案を発表されている凄いお方です。

刺繍や金彩を使わずに純粋に染めだけの美しさを表現しているのが本加賀友禅のお着物です。
また、図案や染めなど一枚のお着物を一人の作家が全て手がけています。
だから加賀友禅のお着物は作家によっていろいろな雰囲気や特色が感じられるんですね。

柄の構図や色使い、そしてデザインも宮野先生らしさが感じられるお着物と思います。
生地はさらりとした質感を持つ、さわやか縮緬をしております。
夏場はもちろん単衣時期でもお召し頂けるので着用期間も長いですよ。

身に纏ったときの着姿で言えば本加賀友禅のお着物は非常に上品で美しく見せてくれます。
染の美しさを追求した本加賀友禅の繊細で上品な雰囲気を是非、実際に感じてみて下さい。
今年は着物美人で夏を楽しんでみては＾＾

 夏単衣　本加賀友禅訪問着　伝統工芸作家：宮野勇造作〔愛郷〕