【2022年新作きもの】今、最も評価されている作家の一人、本加賀友禅「杉浦仲」作の逸品訪問着
- 2022年2月10日(木) 15:59 JST
- 投稿者: sumi
本日ご紹介する新入荷品は今回の仕入れした商品の中でも特に目を惹かれた一枚。。
3月開催の「感謝呉服祭」の目玉商品の一つでもあります。
「3月11日~13日開催 2022年 感謝呉服祭」詳細はこちら
美しい存在感を放つ、こちらのお着物は有名ブランド「本加賀友禅」の杉浦仲氏が作り上げた特選訪問着となります。
本加賀友禅は京友禅とは違い、刺繍や金彩などを一切使用せずに単純に染の美しさだけで表現した作品です。
加賀五彩と呼ばれる藍、臙脂、黄土、草、古代紫を基調とする色彩によって上品に大胆にデザインして
作り上げていきます。
また着物を作る工程も分業ではなく一人の作家によって全工程を手掛けていくので、その作家さんの個性が
色濃く表現されて特徴的な作品が生み出されます。
そして本加賀作家「杉浦仲」氏は作家の中でもトップクラスにあたる人物。
加賀友禅の人間国宝である木村雨山や木村雨山の弟子である毎田仁郎、百貫華峰らの系譜を受け継ぎ
沢山おられる加賀友禅作家の中で最も高い評価を受けている1人と言えます。
今回の訪問着は「胡桃」と題されており、大胆に描かれた個性的なデザインと余白の使い方、
そして青紫系の色彩によって表現された柄ゆきは一目で心を奪われるような存在感を感じて
頂けると思います。
また、しっとりとした最高級の濱縮緬の絹地を使用しており、丁寧に色付けされた染の美しさが際立ちます。
本加賀友禅の中でも作家さんの個性を存分に感じて頂ける一枚ではないでしょうか。
最高の作家が手掛けた染の美学を是非、実際にご覧いただければ嬉しいです。
本日ご紹介した本加賀友禅「杉浦仲」作訪問着は「2022年 感謝呉服祭」にてご覧いただける予定です。
呉服祭だけの特別価格となりますので興味のある方はお気軽にご連絡して下さい。
「3月11日~13日開催 2022年 感謝呉服祭」詳細はこちら