御福まつかわやの大呉服祭特設サイト

本日、ご紹介させて頂く新作着物は工芸染匠作家「高木宗壽」氏が創作した訪問着になります。

高木氏はお茶人としても有名な着物作家で特徴としては蒔糊という染技法で着物創作をされています。
ただ、ここ最近、着物創作を引退されてしまったそうで、今後はもう出会うことが出来なくなってしまった
お着物になってしまいました。

今回の訪問着は色蒔糊技法を使って染められた一枚になります。
色蒔糊技法とは江戸時代から受け継がれている友禅技法で糊を竹皮に塗り付けて乾かし、乾燥した糊を細かく砕いたものを
染料にまぜて色糊を作ります。
それを布地に蒔いて水を吹き付けて糊を定着させて染めていきます。

デザインは白地をベースに濃淡のあるパープルやピンクといった優しい色彩の色蒔糊技法で上品に柄つけされた仕上がります。
くせがなくすっきりとした雰囲気で着こなして頂けるお着物ですのでお茶席などでお召し頂いても素敵と思います。

合せる帯によって様々な着物コーデを楽しんで頂ける一枚になると思います。
蒔糊のよって染められた上品な美しさを是非、実際にご覧くださいませ。

本日ご紹介した工芸染匠作家「高木宗壽」訪問着は「まつかわや錦秋大呉服祭」で実際にご覧いただけます。
只今、申込受付中ですので興味のある方はお気軽に呉服祭にお申込み下さいませ。