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ようこそ! 御福まつかわやの大呉服祭特設サイト 2024年11月21日(木) 16:41 JST

【2024年 春 新作情報】西陣織の最高峰を究めた名匠「山口安次郎」が手掛けた能衣装 手織り袋帯

  • 2024年2月11日(日) 13:03 JST
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生涯、現役を貫き通した西陣織の名匠「山口安次郎」氏が手掛けた、まさに芸術品といえる手織り袋帯を仕入れすることが出来ました。
山口安次郎氏は12歳から家業の西陣織で一家を支えた後、半世紀にわたり能装束の復元・製作に専念した生粋の職人です。

西陣最高峰の技と、織りへの情熱から生まれた能装束は、生涯に200領余にのぼり、その卓越した技術は、軽やかで舞いやすい新しい装束として多くの能楽師から評価されています。

功績は国内に留まらず、ヨーロッパの展覧会や日英友好400年イベントに参加するなど、国際的にも日本文化の美を伝えてきました。
安次郎氏の哲学と情熱は、西陣織という日本の伝統が未来に継承される基盤を築き上げています。

今回、ご紹介する袋帯も圧巻の存在感を際立たせる、伝統的な能衣装の美しさを存分に感じて頂ける逸品に仕上がりました。
手織りによって緻密に織り込まれた金糸が基調となっており、その上には赤、青、紫、橙色といった鮮やかな色彩で桜や楓などの四季折々の花が美しく表現されています。

誰の心も魅了するような最高峰の職人が織り上げた存在感のある手織り袋帯。。
絹の豊かな光沢とともに、特別な日の着物姿を一層引き立ててくれることでしょう。

山口安次郎氏は生涯現役として能装束の研究と製作に人生を投じ、2010年に105歳で天寿を全うしました。
もう見ることが叶わなくなってしまう日本が誇る最高峰の織技術を実際にご覧頂けると嬉しいです。

本日ご紹介した西陣織の名匠「山口安次郎」創作の手織り袋帯は2月開催の「新春 きもの美展」で実際にご覧いただけます。
もし、気になる方はお気軽にお問合せして下さいませ。


「新春きもの美展」
開催場所:大阪国際交流センター 3F お茶室「鴻臚庵」
開催日時:2月21日(水) 22日(木)  23日(金・祝) 
     10時~20時(最終日 18時終了)


只今、「新春 きもの美展」お申込み受付中!どなたでもお気軽にお申込み下さいませ。