【2023年 秋 新作情報】30数年ぶり奇跡の出会い 重要無形文化財 本場結城紬 絵羽付け下げが入荷
- 2023年10月14日(土) 10:13 JST
- 投稿者: sumi
本日ご紹介させて頂くお着物は当店にある数ある商品の中でも最上級クラスのお品となります。
こちらのお着物は現七代目店主が30年以上も前に出会ったことがある「重要無形文化財 本場結城紬の絵羽付け下げ」であり、
コロナ禍の状況や色んな巡り合わせによって奇跡的に当店が仕入れすることができました。
30年以上前になりますが、七代目がまだ20代だった頃に超高級織物として有名な本場結城紬の仕入れに行った際に
目付商品として飾られていたのが、こちらの本場結城紬の絵羽付け下げになります。
ちなみに、その当時でも販売価格として数千万という値段が付いていたということです。
重要無形文化財指定の本場結城紬は「着物の王様」とも言われており、日本三大織物の一つとしても有名。
2010年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されている間違いなく日本が誇る織物と言えるでしょう。
本場結城紬は厳選な基準を満たすために【糸つむぎ】【絣くくり】【地機織り】という全て職人の手作業による
工程が施されております。
それだけでも技術と繊細な作業が必要ですが、こちらは更に柄付けが絵羽になっておりますので細かい柄を
合わせるという非常に高度な技術が必要になります。
この本場結城紬の絵羽付け下げはその当時の技術のある職人が何年も掛けて織り上げた一枚。
残念ですが現在の職人ではもう作ることは出来ないと言われております。
30数年も経って奇跡的にもう一度出会うことが出来て、七代目が何度も値段交渉を重ねて仕入れしてきました。
今後は見ることさえ叶わない日本最高峰の織着物です。
デザインは淡く優しいクリーム色の地色に鮮やかで愛らしいバラの花模様が映えるように表現された美しい仕上がり。
細かく繊細な亀甲柄が柄ゆきを際立たせてくれて、すっきりとした柄ゆきですが、本場結城紬らしいどこか高級感の漂うお着物になりました。
本場結城紬絵羽付け下げ、、世界に数枚しか存在しない日本最高峰の技術が集結した織物となります。
上品に可愛らしく着こなして頂ける世界で一番贅沢なお着物と言えるでしょう。
お値段や他にも何か気になることがございましたらお気軽にお問合せして下さいませ。
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10月28日、29日に開催する「錦秋大呉服祭」でご覧頂ける予定です。
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