重要無形文化財 本場結城紬が入荷しました。
- 2017年8月28日(月) 18:06 JST
- 投稿者: sumi
本日はお着物好きなら誰もが知っている「着物の王様」と言われるお品をご紹介させて頂きます。
最高峰の絹織物と言われる重要無形文化財指定 奥順謹製の本場結城紬が入荷いたしました。
2010年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された日本を代表する織物でございます。
優しい風合いの本場結城紬の特徴は真綿から手でつむぎだす糸にあります。
真綿は蚕の繭を煮て柔らかくして広げたもので空気をたくさん含むために温かくとても心地良く優しい
素材になります。
この真綿から人の手で糸をつむぎ出すことで、素材の良さを損なわない最上質の糸が出来上がります。
柄ゆきは深みのある黒地にシンプルな経ラインが飛び柄で織られた100飛絣となります。
スッキリとした無地に近いような雰囲気もございますので、飽きもなく帯のコーディネートを楽しんで頂ける
お着物と思いますよ。
本場結城紬は「手紡ぎの絹糸の使用」、「手括りの絣」「居座機(地機)」で織り上げるという3つの要件を
満たしたものとなります。
日本最高峰の技術で織り上げられた織物は着れば着るほど体に馴染んでくるお着物となります。
風合いはもちろん生地質も強いので長年お召し頂けるお着物となりますので母から娘へ代々受け継いで
もらえれば嬉しいです。
販売価格は税別48万です。
気になる方はお気軽にお問合せ下さいませ。
10月19日~22日に開催するまつかわやの秋呉服祭では沢山の秋物新作着物を
取り揃えますので興味のある方は是非、見にいらして下さいませ。